名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

火事を出した時期が悪い

元禄4年9月15日。
夕方外が騒々しいからと文左衛門が外に出てみると、炎が乾(北西)の方角に上がっており、その煙が天の川をも隠していた。
見に行くと相応寺上野町北側の成瀬隼人正陪臣千田善左衛門の厠が焼けていた。
相応寺での法事の時であったので、善左衛門は願い出て逼塞する。
道中にまで知らせを送る。
隼人正の大磯昼休憩から二宮弥四良が江戸へ使いに行く。
二川で隼人正に追いつき、善左衛門は閉門となる。