名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-09-18から1日間の記事一覧

死んでどうする

元禄4年10月27日。巾下堀川端で指物師が自害しようとする。玉のような汗を流しながら死ねなったので堀川へ飛び込んで死ぬ。

蝙蝠を見たことがない

元禄4年10月26日。文左衛門は蔵の上の板の間で初めて蝙蝠を見る。鼠のような風体であった。

根は悪い人ではないような

元禄4年10月15日。鈴木丹後守小頭250石の青木孫右衛門が親の命日で俗に大仏と呼ばれる栄国寺を詣でる。ちょうど談義があるとのことで本堂には人であふれていた。孫右衛門は裃を着て刀を差し大勢を押しのけ、高座へと上り四法を詠み始める。群衆は不…

いつの時代も土地の境界はもめるなあ

元禄4年10月5日。近頃、野呂左衛門と裏の三宅九郎三郎が、境界のことで争う。

中間搾取か

元禄4年10月5日(異本では4日)。米屋が獄門となる。吉兵衛(異本では吉右衛門)・与右衛門・彦兵衛・左平治は百姓の手代より請け負って入米を請け負っていた。手代も斬罪となる。

操り大人気

元禄4年10月1日。この日より再び若宮で操りが行われる、演目は巴太鼓。太夫は笹尾平太夫、軽業は小鷹和泉。