名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-08-27から1日間の記事一覧

堂々と会えない関係は悲劇をうむ

元禄4年7月20日。暁、尾頭で御代官手代が女を突き殺して自殺を図る。すぐには死なずと云々。女は伏見町の身分が低い者の娘であった。伯母のところの出合宿(密会の家)でこの事件となる。

我慢することも覚えないと

元禄4年7月17日。梶川町で浪人者と石黒作兵衛召仕が喧嘩する。双方傷を負うと。

主人の恩を仇で返す

元禄4年7月15日。松井勘右衛門に召し仕える小草履取が主人の道具を盗む。牢に入る。

いつの時代も悩みは尽きない

元禄4年7月15日。橘町で古金屋の女房が自殺する。乱心であったと。

何と惨い

元禄4年7月14日。江川へ4つばかりの男の子を捨てて溺れ死なせる。

持病でもあったか

元禄4年7月13日。大曽根山田道土橋付近で道心坊主が急死する。少しの間晒した後、板橋の三昧堂へ埋め、札を立てる。

またまた草履取りの災難

元禄4年7月4日。朝、萱屋町で成田太郎兵衛惣領若党が草履取を切り倒し、自らも傷を負いながら逃げ去る。草履取は命を取りとめてしばらくすると起き上がり、家へ戻って主人のところに知らせる。これを知って主人は草履取を引き取って養生させる。宰相様(…

これも恋のもつれでしょうな

元禄4年6月。納屋にて干物屋の若者が女を切り殺し自殺する。2人の死体は塩漬けにする。

中間と草履取りが絡む事件は多いなあ

元禄4年6月11日。鍛冶屋町下で河野次郎兵衛草履取を中間が切り殺し立ち去る。