名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-07-30から1日間の記事一覧

男女関係のもつれかも

元禄3年1月15日。25、6になる大工八兵衛の倅が鍛冶屋町米屋甚左衛門後家を倅が切り殺す。この倅も自殺する。2人の死体は塩漬けにしておく。

親同士まで喧嘩してどうする

元禄3年1月9日。榎屋孫大夫を山本九右衛門が殴る。原因は子ども同士の争いで、九右衛門子を町人の子が粗末に扱ったため。

まずは生きることが大切

元禄3年1月5日。佐藤十郎右衛門屋敷脇に捨子がある。8日晩に話がまとまり、乞食の手に渡る。

正月早々

元禄3年1月1日。瀬尾清右衛門が三之丸石川助九のあたりで急死する。

女を殴る男なんてろくなもんじゃない

元禄3年1月1日。大野作兵衛が召仕の女を殴ろうとしていたところ、召仕の男が止めに入ったので腹をたて、飛口で男の頭を打ち割る。この男の子が熊井十次のところにいたが、難癖をつけたので町の親しくしている者たちが処理をして、男も養生させて暇を出す。

酒に酔っていてはなあ

元禄2年12月15日。滝川彦左衛門中間が酒に酔い、伏見町・枕町の角家のところを千鳥足で歩いていた。町奉行から捕手を遣わし捕えて、彦左衛門へ引き渡したとのこと。加藤茂助が昨年手討ちにした召仕はこの者の兄であった。茂助のところへやって来て、兄…