名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-07-01から1日間の記事一覧

相場を扱うのは素人では無理

貞享5年5月7日。納屋の町人と勢州津の米屋がトタン(米相場)商をしていたが、米の下落にあう。津へ帰るために佐屋へと海を渡るが、津島のあたりで自殺する。

旅は予定通りにはいかない

貞享5年5月7日。紀州中将様が熱田にお泊りになる。初めての暇(いとま)とのこと。5日晩にお泊りと関札(せきふだ・宿に誰が泊まるか記した札)にはあったが、遅れてこの日となる。

江戸時代から自殺は多い

貞享5年5月4日。玄海山南で久野杢太郎中間が自殺する。

今なら虐待の疑いなどと

貞享5年5月7日。先月中ごろから水野弥太夫子の行方がわからなくなっていた。この日にそのことが出雲守様(松平義昌)御伝衆に報告があったと。継母が厳しかったからと。

何をしでかしたのやら

貞享5年5月。犬山組中垣宇右衛門が改易となる。