名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-04-27から1日間の記事一覧

二人を殺害

貞享2年3月22日。朝、取田才兵衛の行方をくらます。昨晩、才兵衛召仕若党が同僚を切り殺し、逃げ出すところへ居候の信州松本の浪人とでくわし、これを切り殺して行方をくらます。才兵衛も行方がわからなくなる。

全員処罰

貞享2年3月9日。川野喜兵衛は林一郎左衛門に御預け。喜兵衛子は稲葉九郎左衛門へ御預け。喜兵衛宅では妻等に番を付ける。その後親子ともに横井伊織長野修理へ御預け替え。

最初からちゃんと返せよ

貞享2年3月8日。近頃、大須近くの貧しい坊主が自殺しようとするがうまくいかず。止めに入った者たちが尋ねると、金などを貸したが返してもらえず、食べるものもないと云々。事件のおかげで借りていた者が金を返済する。

悟りには程遠い

貞享2年3月8日。白林寺の僧で団谿の弟子が納所(禅宗寺院の金銭を扱う場所)坊主と刃物を持って争い、共に死んでしまう。団谿の隠居所である団谿山で起こったこと。

根性の復活

貞享2年3月4日。公(綱誠)が駕籠でお出かけになる。御目付大崎清太夫が熱田誓願寺前で落馬し気絶する。誓願寺で入り休憩した後、駕籠に乗って行く。しばらくすると回復し供を続けたとのこと。