名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-12-29から1日間の記事一覧

理由が知りたいなあ

宝永4年1月21日。近頃、馬場中間が昨年冬の者たちと一緒に東屋敷揚屋に入る。その中で喜右衛門1人だけがやがて下の牢に入り、残り2人はその後何事もなく許される。

先を越されちゃった

宝永4年1月20日。昨年仰せ付けられており、この日足軽頭下条庄兵衛は江戸へ出発するはずであった。しかし、肥満と貧乏に困っており、以前勤めについての願い出ていたが、仲間はそうはいかないと先に江戸の勤めにつおいて願い出たので出発できなかった。

やはり熱田神宮関係は別格です

宝永4年1月16日。熱田八剣宮の神官尾張氏右京という家があったが永らく断絶していた。惣検校馬場左京亮、祭主田嶋内蔵権頭などの願いで左京亮弟に尾張氏の家を相続させ、その上金300両を貸される。この他神官、祝部(ハフリ)なども願いの通り借金を…

それも連日のデマとは

宝永4年1月14日。夕暮れ前、火事の噂があるが、嘘であった。

こういうデマはいけません

宝永4年1月13日。夕暮れ頃、火事の噂があるが、嘘であった。

建中寺の盗品だから仕方がないか

宝永4年1月12日。近頃、酒屋清六を所に預ける。これは昨年冬に建中寺の盗品を買ったため。

仲間割れか

宝永4年1月5日。昨年建中寺に盗みに入った建中寺門前勘七を今月2日に美濃へ行ったところを捕らえる。自然院地子の角兵衛もこの日5日に預けられ、9日に牢に入る。自然院地子の平七も13日に牢に入る。出来町あたりで六之助などの4人、合わせて7人が…

年明け早々に自殺とは

宝永4年1月2日。駿河町日蓮宗法輪寺で中条主水家来が自殺する。

宝永4年1月の天気です

宝永4年1月1日。朝のうち曇る。辰半(午前8時)から時々日が差す。その後、晴れる。宝永4年1月5日。近頃、毎朝寒さが厳しい。昼の間は暖かく、連日快晴。宝永4年1月6日。昼から少し暖かくなる。未半(午後2時)から曇る。しばらく間弱い雨が降る…