天保8年。
一 1月5日、町方の役所で白米1升、銭200文ずつを施す。
一 同14日朝、古渡橋の材惣小家で稲生伏越の出来上がった杁と亭休所(休憩所)などが焼失する。
一 同19日昼八時(午後2時)、桜の町清水寺の門の彫物師兵蔵が留守の間に火燵から火が出て大騒ぎになる。
火事にはならず。
一 同日、御天守組の倅で浪人高田光三郎・熊谷組の倅高田久治・池田町中間角蔵が召し捕らえられる。
これは旧臘(去年12月)27日に角田町で婆を殺し、金20何両を盗み取った輩である。
この仲間の御徒格小普請組箕浦金三郎は立ち去ると。
一 2月10日、藩より御国3社へ1石ずつ奉納する。
熱田、津田式三郎。
津島、秦栄助。
一ノ宮、山本右近。
一 3月13日より甚目寺へ豊年参りが行われる。
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