名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

そういえば引き継ぎに行くと、帰りに一杯って誘われたなあ

文政11年。
一 10月28日、次の品物の細かい内容について御目付から触が来る。
一 羽二重とそれに準じる品。
羽二重、茶丸、数寄屋縮、絹上布、絽、官紗、仙台平、無地縮緬、縞縮緬、紋縮緬、山舞入龍門、京八丈、七子、縞七子、飛紗綾、畝織絹、結城縞、明石縮。
一 絹とそれに準じる品。
絹、龍門、上州八丈、郡内、郡内縞、海黄、植田縞、越後縞、越後縮、絹綟子、縞綟子、縅綟子、大名官紗、丹後縞、龍門平、五泉平、川越平、郡内平、郡内太織、山舞紬、紬縮緬、太織縞、河和縞、糸小倉、上田紬、建中紬、奉書紬。
一 紬とそれに準じる品。
紬、秩父、太織、晒、久津木上布、芭蕉布、葛布、すすし、しけ、糸機留、諏訪平、正徳平、和光平、機留縞、綿縮緬、薩摩木綿。
一 木綿とそれに準じる品。
地木綿、青梅縞、小倉、綿結城、綿畝織、鹿比丹、かねきん、糸入縞、大和縞、河内木綿、綿太織、真岡木綿、布、半晒縞、生平。

一 11月3日、御目付兼松又兵衛からやって来た触の写。
参会や振舞などについては前々から伝えてきたことではあるが、この度特に言いつけられたのは、新たに役についた際の振舞は行わないように、このことは今までも同様であったが、最近は新たに役についた際に御用会や状封事と称して同じ役の者が集まり、その上供応の品々などはますます豪華になり、かつ泊番を勤める者には初めての泊番やその他泊番の際に重に詰めたものなどを持ってきて同じ番の者などに振る舞うようなことなどもあると聞き及んでいる。
品行としてはあるべきとではない。
新たに役を仰せ付けられたら、前役から仕事の引き継ぎ、勤めの様子はもちろん、その他にも詳しく世話をしてもらわなければ難しいことでもあるので、すぐに前役のところで細々と諸事の引継ぎを1人で世話してもらえば、皆が集まる必要もないので面々そう心得、今後このような振舞のようなことは一切行わず、諸事質素な品行を心がけるように。
もっとも用務のことでやむを得ず集まった場合でも定めの通りと心得るように。
もし間違いがあった場合はきつく取り締まる。
11月。
この通り豊前殿が言い渡されたことであるので、その意を心得るように。
11月13日 御目付。

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