名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

幸せな年の瀬

享保2年12月29日。
今年の暮れ、村はとりわけ暮らし向きが良い。
肴などをかなり買い、よめり(嫁入り)の道具も多く買い求める。
町々も暮らし向きが良い。
とりわけ呉服屋・紺屋・革屋などもはなはだ商売が上手くいっている。

この秋はあちこちで祭と称して狂言・踊り・相撲などが行われた。
来年から神事だけで狂言・踊りなどは一切禁止となる。
11月21日の言いつけの中にある。