享保2年5月18日。
泉光院様(徳川継友生母)は北門で馬頭を見物する。
馬が多く現れる。
菓子袋ならびに道明寺酒を下される。
大曽根の馬頭はとてもあでやかであった。
1人2、3両かけて飾る。
あまりの出来に泉光院様の屋敷には遣わさずと云々。
伊勢町・呉服町とやらの奴が馬の頭を引馬(大名行列の飾り立てた馬)のようにし、台笠・立笠・対の挟箱・槍など祭礼の振手などと云々。
広小路で納屋の馬頭と争いとなり、初めは納屋の者が叩かれたが、また取って返して奴を散々に叩き、互いに傷つく者も多く、台笠や挟箱なども散々壊れてしまった。