享保2年4月19日。
押乗は片桐九左衛門・天野治郎が勤める。
槍2本を馬前に持たせ、羽織なしの歩行の者に蘘(蓑)箱と立傘を持たす。
槍1本は片鎌(一方が短い)の大十文字。
1本はなげさや(投鞘)が5尺(1尺は約30センチ)5寸(1寸は約3センチ)。
海牛(ジュゴンだけどイルカの類か)の革に白いふち。
江戸などで安祥(安祥譜代)、三つ譜代(三河譜代)の者でないと持槍(大将の短い槍)を馬前に持たせずと。
御目見衆は桟敷前には現れず、黒門前に残る。
この日、御通番・御書院番・御弓の衆などが名古屋へ到着する。
川合幻成が死ぬ、91。
号信教院勝誉英哲と号す。
昨日、子彦右衛門が江戸から到着する。
顔をあわせて語らい、この日死ぬ。