名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

同一犯か

享保2年1月27日。
この日から橘町で操りが行われ、大夫は染河津大夫、ツレ(脇役)は豊竹品大夫。

戌(午後7時)前、九十軒町で放火がある。
服部所左衛門町家の板屋が少々焼けるが、そのまま消し止める。
文左衛門裏の辰巳(南西)で大騒ぎになり、その音がよく聞こえた。
その前のあたりの萱屋町でも放火がある。
夜が更けて他でもまた1度騒ぎがある。
昨夜は飯田町水野道益向かいの木引のところへも放火がある。