名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

いつの時代も都合が悪いと隠す

正徳6年6月15日。
秋の手形も5斗8升5合と云々。

この秋、1分の買留は5斗9升。

山内治大夫の妻は朝行水するときに召仕の女に用事を言いつけて外へ遣わした。
この女が戻って見ると、血が湯殿に溢れていたと云々。
山内のところの言うことでは、吐血した上に手桶のたが(箍)が切れて肩のあたりを傷つけたと云々。
実は嫉妬からの自害であった。
兄小笠原三九も早乗物でやって来たが、殊の外慌てており、医者も10人余りやって来た。
ついには徳岡道波が療治した。