名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

女御ってまあ側室

正徳5年10月12日。
真巌院様(徳川五郎太)の法事が始まる。
御馳走奉行は五味平馬・服部仁左衛門・星野七右衛門が勤める。
惣門は荒川武兵衛・藤田左門が勤める。
三門は遠山所左衛門・武野治兵衛が勤める。
裏門は牧野甚左衛門が勤める。
名代は隼人正が勤める。
瑞祥院様(徳川吉通正室)から入仏事・頓写が行われる。
13日は本寿院(徳川吉通生母)から同様。
14日、安房守(松平通温)様から入仏事と施餓鬼が行われる。

近頃、女御の入内のため京への使者は酒井左衛門佐、高家へは中条対馬守が仰せ付けられる。
名古屋でも玉置市正が仰せ付けられたところ、女御の実母が9月10日に亡くなられたので入内が延期され、市正などの上京も延期される。
女御は近衛様の娘で常君様と言い、12歳であった。
尾侯へ縁組の安己君(アコキミ)様11歳と同腹の兄弟であった。
実母は妾で町尻宰相殿の女御まつの御方と。