正徳5年9月14日。
文之右衛門を兄伝左衛門に命じて探させる。
御番も退く。
志水甲斐家来牧野作右衛門という者が一緒に住む甥高村善左衛門を昨日教え諭す。
善左衛門はこのことを甚だ恨んでいた。
作右衛門を切ってやるなどと大きなことを言うのを、作右衛門子の林太夫小納戸が聞きつけ、1晩中寝ずに探し出す。
今朝、林太夫は善左衛門を詰問すると、善左衛門は理不尽にも脇差を抜いて襲ってきたので林太夫も抜いて切りつけて立ち退く。
善左衛門は35才の六人扶持、金5両。
文左衛門は御勘定帳(出納簿)を調べに手代と一緒に弥次右のところへ出かける。