2025-04-02 辻斬りってやつか 鸚鵡籠中記 正徳4年7月13日。町内がとても静かであった。あちこちで追いかけられたり、切りつけられることがあったので誰も出歩かなかった。天気も悪く、子どもの踊りもほとんど行われないほどであった。中市場の薬屋は近頃羽織の袖を切られ、身体にも少し傷を負っていた。そのほかもあちこちで物騒な話があった。このため夜な夜な御国方・町方・寺社方の足軽ならびにてこ(手小)の者、目明しなども見廻っていた。後藤半左衛門が病気となる。この日に江戸を出発し、22日に名古屋に着く。