名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

火の用心と廻文があったのに放火は仕方ないか

正徳4年6月25日。
亥刻(午後9時)、野崎村甚右衛門の百姓十右衛門のところで放火のため隠居屋他が残らず焼ける。
口書(供述書)には釜の鼠がかじった穴に火があるのを知らず、掃きだめた塵に火が燃え移ったと云々。
3日押し込めて決着する。