正徳4年2月25日。
全香が朝飯を一椀食べて、中風のようだと言いだしたので家中は騒ぎとなる。
左手、足、半身、舌が強張り、上手く話せなかった。
巳(午前9時)過ぎに文左衛門は出かける。
正気ではあったが、尿は立ち上がろうとするが立ち上がれなかったので漏らすことが度々あった。
甫設・一養・恭安などがやって来て、一養が薬を一服もったが、恭安の薬にする。
薬は人参2分ずつ。
去年真巌公変事の際に城下を見廻った寄合に銀3枚ずつ、代わりを勤めた者には2枚ずつ。
四ヶ所口を警固した御馬廻に小判1枚ずつ、代わりに勤めた者には各銀1枚ずつが褒美として下される。