名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

それで人を殺しますか

正徳4年1月16日。
この夜の頃、清水門頭小笠原孫左衛門の足軽浅井甚右衛門が女房を清水の町屋で大小刀で殺し、裏の竹垣を破って足跡を付けて他人が行ったふりをする。
足軽は出家するするため頭に暇を乞うと、頭もどうも疑わしいことを幸いに、詮議もせずに暇を出したが、目あかしこれを捕まえる。
祭場殿のそばに家があった。
足軽は50ばかりで弟分を持っており、女房の衣服などを奪って密かにこれに与えていた。
女房からこれを返せと催促され、勢いに押されて犯行に及ぶ。