正徳3年10月28日。
この日から物売りは声を出して売り歩くが、肴売りは見かけず。
この夜から寺々の務めの鐘などが聞こえる。
高田孫四郎が江戸から喜内を連れて名古屋に着く。
先日喜内が逐電した際一緒にいた側役小姓並中井藤右衛門・三田喜藤次・これも側役の堀団八も共に逼塞となっていたが、近頃申し渡しがある。
法に背き、日が暮れて戻り、その上同道の喜内のことはあれこれ甚だ不快と云々。
きつく申し付けるところであるが、逝去された時であったので許されると云々。
前々のように勤めるようにと。
この日、大隅守様(徳川継友)は御機嫌伺いに出るようにとのことで靭負殿へ出向く。御直参ばかりに。