名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これも忖度ですかね

正徳3年9月2日。
この朝、文左衛門は月代を剃る。
頭からも今日から月代を剃るようにとの廻文が昨日の日付で廻る。

瑞祥院様(徳川吉通正室)からの施行(施し)が行われ、この日から8日までの7日間仰せ付けられる。

戌(午後7時)過ぎ頃、下町へ行く坂のこちら側、ザクロの下東寄り伊藤清兵衛長屋に住む美濃の者円助が右の方から首を半分以上切られ死んでいた。
両手を袖に入れ、刀は持っていなかった。
犯人は誰かわからなかった。
翌夜、目付役を表の御目付石黒善次右衛門のところへ呼び寄せて申されたのは、山城守様(竹腰正武)の者で、家中の者であるので見分には及ばないと云々。