名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

もったいないお言葉

正徳3年4月6日。
卯半(午前6時)、万五郎様が文左衛門の町を通り、木曽路を江戸に向かわれる。
中村又蔵は馬2匹、借槍1本で御供をする。
養父碩雲が一昨日亡くなったが、今日又蔵が出発した後で亡くなったことにする。
御歩行衆を雇い、五十人目付関留市兵衛と舎人浅之右衛門と2人を雇う。
御小納戸野呂瀬文蔵も御供をする。
文左衛門が門の外少し東へ御目見に出ると、わざわざ定右衛門息災かとの言葉をかけられる。
笠や馬を巧みに扱う。