名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

夏の鴨ってどうなんでしょう

正徳2年8月26日。
未(午後1時)前、小嶋瀬左衛門に誘われて、弥次右衛門と弁当を持って真福寺村の円福寺へ出かけ、そこで弁当を頂く。
山城守殺生人(狩猟を生業とする人)山崎又助が前もって網を仕掛けてあった。
住持は留守であったが、夕暮れ頃にちょっと逢うことができた。
夕暮れ前に網を仕掛けてあるところを見物し、鴫がかかっているのを見物した。
帰りには文助が文左衛門に鴫2羽をくれた。
弁当をまたひらき、又助ならびに中間又七に酒や食事をさせた。
子(午後11時)前に帰る。