名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

何じゃそりゃ

正徳2年2月18日。
柴山百介支配所の濃州下津(シモツ)郡巻田(マキダ)村九右衛門が昼頃竹腰山城守門前を2、3度遍徘徊してから書付を門内こまよせ(駒寄せ)の内へ坳(投)入れたのを門番が追いかけて天王の前で捕らえる。
問いかけると百介への注進の状で、落としたと言う。
それならば拾っていけと言って持って帰らせる。