2024-09-10 確かに馬って美しい 鸚鵡籠中記 正徳1年11月17日。大泉太兵衛でうどん・酒などを頂く。太兵衛の案内で厩を見るのは光栄であった。北の厩に大栗毛という馬がいおり、体高は十寸(とき、約1.5メートル)ほどあった。南の厩には富士川という馬がおり、秘蔵の早馬であった。江戸で80両ばかりで買い求めたと云々。金10枚以上の馬を買い求めるのははばかれるので、痩せた馬と2疋を80両で買い求めたと云々。それから小一で夕飯を食べ、伏見町などへ礼に出かけ、日が暮れて帰る。