名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

確かに馬って美しい

正徳1年11月17日。
大泉太兵衛でうどん・酒などを頂く。
太兵衛の案内で厩を見るのは光栄であった。
北の厩に大栗毛という馬がいおり、体高は十寸(とき、約1.5メートル)ほどあった。
南の厩には富士川という馬がおり、秘蔵の早馬であった。
江戸で80両ばかりで買い求めたと云々。
金10枚以上の馬を買い求めるのははばかれるので、痩せた馬と2疋を80両で買い求めたと云々。
それから小一で夕飯を食べ、伏見町などへ礼に出かけ、日が暮れて帰る。