2024-09-06 なぜ預けられたのかわからない 鸚鵡籠中記 正徳1年10月9日。栄山七平次は御深井から堀川へ出て篠島に流される。江戸の者で御内証(内室?)の者で乱暴者であった。安藤権兵衛に馬廻吉田半左衛門が附いて木曽路を戻り、この日到着する。加藤作ノ右衛門の子らが出迎える。権兵衛屋敷は御園にあり、母と子6人がおり、妾であった。子の1人は今月4日に生まれていた。七夜が過ぎたので、屋敷を渡したいと屋敷奉行に内々話があった。伯父供番兼松甚之右衛門に預けられる。半右衛門は3、4日して江戸へ下る。