名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

正徳1年10月の徳川吉通の動向

正徳1年10月6日。
この日の暁寅刻(午前3時)御園通りから下り、石臼屋清左衛門の北の小路の路地から入る。連枝様方も臼屋のところ、公の次の間で御覧になる。膳を召し上がり帰る。(朝鮮人の来名のこと)
正徳1年10月9日。
朝鮮人の用務を務めた直衆を御目見し、褒める。
正徳1年10月13日。
瀬戸の茶屋で山城守老中に膳を下す。狩った鴈であった。戌(午後7時)に退出する。山城守も退出する。山城守へ縮緬と羽二重・羽織2つ、年寄衆にも1つずつ下す。
正徳1年10月14日。
大目付以上に瀬戸の茶屋で昨日同様膳を下す。庭で焼いた陶器なども下す。
正徳1年10月15日。
出仕後、御下屋敷へ出向く。
正徳1年10月16日。
下屋敷から瑞公・泰公の廟・霊屋を参詣する。
正徳1年10月19日。
下屋敷から瑩珠院様守殿を参詣する。
正徳1年10月21日。
鷹狩に東の方に出かける。
正徳1年10月22日。
帰城する。
正徳1年10月23日。
弓衆の的が南屋敷で行われる。