名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

貸した金を返してって普通でしょ

正徳1年9月13日。
九条様は土地を手に入れる。
少し前に上京した大工は川村善次郎・加藤弥七・釻田甚平・伊藤善左衛門。

近頃、熱田田嶋丹波弟の東次郎は同所海国寺で金を多く借りていた。
大喜主殿の子が加判し、丹波の田地を密かに書入れ(抵当)にしていた。
海国寺の欲深い坊主が奉行に訴えたので、田嶋・大喜の両家から金は弁償する。
東次郎は押し込め置き、海国寺も僧には不釣り合いな行いをしたとと終には出院(寺からの退去の刑罰)となる。