名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

河豚はわかるけど、鰤にあたって死ぬのか

正徳1年6月16日。
祭礼が例年通り行われる。
連枝様は昨年のように八三郎様の門で見物する。
梅昌院様も見物する。

稲葉惣左衛門が死ぬ。
49で男の子はいなかった。
全身銭くらい赤黒くなり、発熱と吐血がある。
河豚の毒かと。
あるいは生鰤にあたったと。