名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

どこも困窮しているようだ

正徳1年5月5日。
近頃、伊勢町伝馬町下る町で町医者若山玄昌の娘23歳が父の脇指を腹に突き立てたが、死ぬ前に両親が見つけて押し留めた。
書置と歌が残っていた。
父の貧乏を悲しんでのことであった。
さらに身持ちもよかった。
生きていたので治療をし、金2両が下された。

出雲様(松平義昌)は倹約のため人を減らされ、勝手番12石4人扶持の大津尉右衛門・相原岡之右衛門と側衆塩川林左衛門が暇を下され、用人羽多野弥五兵衛宅で申し渡す。
江戸でも暇を下された者があった。
鈴木新五兵衛も勧められた。

巾下に住む五十人笠原源七が逐電する。
父は喜右衛門という。
小普請であったところ雇われていた。