宝永7年閏8月21日。
辰半(午前8時)過ぎから文左衛門は源太左・安之進・理左衛門・助左衛門・弥市・弥右・善治右・猶右・茂兵・甚内・平次左と大曽根から道々網を打ち、木か崎で弁当を頂く。
そこから金谷坊を通り、竜泉寺を見ながら、また弁当を頂く。
申半(午後4時)過ぎ、竜泉寺へ出かける。
書院で休憩し、住持と知り合いになり、ここで持たせたあんもちなどを頂く。
そこからタラタラ(地名?)へ下る。
この時雨が降り出し、日も暮れる。
勝川のこちら側の堤で酒などを頂く。
山田でまた茶づけを頂く。
亥(午後9時)過ぎに帰る。
初め助左のところに皆が寄り集まり、吸物で酒を頂く。
それからそこから出発する。