2024-07-07 こんな縁は要らない 鸚鵡籠中記 宝永7年7月20日。子(午後11時)過ぎ、下条庄兵衛の茶の間から火が出る。本屋は残らず消失し、座敷と表の塀は引き崩すが、長屋は残った。丸の内の土居の中で、稲留平大夫の西隣であった。庄兵衛は巾下でも辰の年に火事にあっており、庄兵衛は逼塞する。8月8日に許される。