名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

木像かと思ったら紙に書いたものですか

宝永7年3月2日。
少し前、駿河一向宗浄円寺へ高須から真向(マムキ)の本尊と天竺蓮肉の柄杓などがやって来て、参詣した者のうち諸士は書き留めて高須へ知らせると云々。
先年、津侯(松平義行)が江戸で真向の本尊を紙に描(ウツ)させ、蓮肉柄杓も買い求め、四ケの本願寺高須臥竜山に授けられた。
浄円寺にやって来たのはこれであった。
臥竜山の僧も付き添って来た。