名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

執念深いなあ

宝永7年1月22日。
坂源右衛門が死ぬ。
御目見から73年で奉公・役儀は52年と云々。

近頃、鈴木林左衛門は濃州落合に先日手討ちにし損ねた僕森平の兄のところへ包丁に出かけた。
他に2人を連れて行った。
森平の兄を2人で捕らえ、声も出させなかった。
その間に林左衛門は森平が寝ているところへ行き、首を切って名古屋へ寄こした。
森平は5ヶ所の軽い傷を負っており、兄のところで養生していた。