名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

計画的犯行

宝永6年12月28日。
年頭御礼の廻文がある。

文左衛門は主馬殿屋敷の畳の用務を勤めた褒美として銀2枚が下される。
兵蔵がこれを申し渡される。

近頃、近藤小太夫悉皆人が米を売り、50両を盗んで逐電する。
この男は先年鈴木源太兵衛と一緒に美濃から当地へやって来て、源太兵は伊賀の同心となり、この男は小太夫の悉皆人となっていた。
妻子をも先だってよそへ移していた。