2024-05-16 貸した方はたまったもんじゃない 鸚鵡籠中記 宝永6年8月6日。横井十郎左衛門が江戸への使者を仰せ付けられ、昼過ぎに尾張を出発する。これはこの度(7月29日)大樹(将軍)が命じられたのは諸大名の借金を1万石以下は全て免除し、1万石以上は3分の1を今年の暮れと来年の春に返済し、3分の2は免除すると云々。瑞竜公は先年酒井雅楽頭に100万両借りたが、徐々に返済したがそれでも3万両残っていた。このうち来年春までに2万両を返済する予定である。使者はこの礼のためであった。