名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

酔っぱらいなんてそんなもの

元禄14年11月13日。
夕暮れ、石仏村の百姓が酒に酔って松尾兵左衛門堀にうずくまっていた。
しばらくして行ってしまう。
廻文がある。
大目付仙石伯耆守殿・溝口摂津守殿が城附の者たちへ仰せ聞かされたことは、近年いろんなものが高値となり町人は困窮しているので、買い物の借金を踏み倒すのではなく少しずつであっても返すようにと老中は考えておられる。
このことを大目付衆から申し伝えると老中が仰せなので申し聞かせる。
もっともきつく伝えられたことではない。
このことは家老衆まで伝えるようにと申し聞かされる。
10月。