名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

しかし斬ることはないでしょう

文政4年4月1日。
江戸から府君(殿)が御城に到着する。
御城に差し掛かった頃、かばやき町(蒲焼町)筋本町を東に入った八百屋で口論があり、ある侍が仲介に入ると雑言を吐いたので、やむを得ず刀を抜いて母親の手首を切る。
命に別状はなし。