名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

池の魚を獲ったとか

元禄9年10月12日。
夜、沖村の祢宜栗木清太夫が百姓3人に傷を負わせる。
百姓は怒って清太夫の家に乱入し、諸道具・衣服ならびに戸障子までを踏み潰す。
太夫の家の者は全員逃げ出す。
太夫は夜のうちに小笠原三郎右のところへ行き、いろいろと話をする。
そこから吉見右衛門のところへ行くと云々。
村の者は清太夫とは考えが合わなかった。
傷は切られ損。
太夫はしばらく逼塞となる。