名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

貧しいからといって女房にこれをさせてはいけない

元禄9年10月5日。
雨が降る。
近頃、江戸屋源兵衛という扇売りは貧しく食べていくこともできず、自分の家に居ることもできなかった。
政秀寺ではこれを憐れみ、寺で面倒をみていた。
その後、源兵衛は牢に入る。
源兵衛の女房を外に置き、寺の僧などと関係を持たせていた。
政秀寺の住持・白林寺なども同じく関係を持っていた。
近頃、裏の屋敷で妖怪が現れると。
あるいは上下を着た者が夜現れると。
夜更けに雨が降ったが、その後晴れる。