名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これは名古屋では有名な出来事

文化14年10月。
上旬、南寺町西本願寺で東都第一の画工葛飾北斎が120畳敷きの達磨大師を描く。
聞いたこともないような大きな絵であった。
もっとも堂前の庭で行ったようで水野正信は見ておらず、残念残念。
目は6尺(1尺は約30センチ)。
鼻は9尺。
耳は1丈(1丈はやくメートル)2尺。
面は3丈2尺。
筆は米俵5ツのものが1本。
竹鍬箒1本。
椶櫚(しゅろ)箒1本。
出来上がったものは大光院高泉和尚が貰ったとのこと。
高泉和尚はのちに万松寺へ入院し、黄和泉和尚となる。
いろいろな話があった。