名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

覚えめでたいとはこういうこと

元禄7年10月24日。
近頃、神谷与市は御下屋敷に毎日詰めていた。
この日、金子10両を当分の御あてかい(給与)として下され、段子(緞子)の夜着・蒲団・御服・御羽織・枕まで拝領する。
正木新是右衛門も1両下される。
ふたりとも御用屋敷へ引っ越す。
与市は元服を仰せ付けられる。
名を源蔵と御改め下される。