名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

名探偵登場

元禄7年2月2日。
快晴。
この日、清州の近くの花池で女と子どもが叩き殺される。
子どもはたくさん切りつけられていたが、母親の背にしがみついて死んでも離さなかったと。
どこの国の者かはわからず。
目明し庄三郎がやって来ていろいろと調べた。
母親の懐から店屋の餅を取り出し、この者は下津の者だと言った。
何故ならこの餅は蓮の葉に包んであるが、これは下津の餅だと言ったので人々は感服した。