名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

親の小言は鬱陶しい

元禄6年7月11日。
晴。
早朝、親が相原久兵のところへ出かける。
役儀を差し上げたいという願いを告げる。
このため出費もかさむので、倹約しないと難しいから覚悟せよとくどくどといい始める。
文左衛門はそれに迷惑し腹を立てる。