名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

1発で3人傷つけるとは名人か

元禄5年7月13日。
矢田で平岡五良兵衛が鉄砲を撃つと玉が飛び過ぎて北の堤まで飛んでいく。
ここで昼寝をしていた役の者の足の指に当たって断ち切ってしまう。
その玉がもうひとりのふくろはぎを打ち抜き、またもうひとりの尻に当たり、全員が気絶する。
しかし、ひとりはすぐに気がつく。
ひとつの玉が3人に当たった。