名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

危うく罪人になるところ

元禄3年9月20日。
夜、小林で女が切り殺されていた。
女は大沢無手右衛門中間の女房であったが、この6月に暇を出されていた。
懐中には暇状もあったが、夫の中間も調べられると。
無手右のところに番をつけて置かれる。
その後質屋を調べると、本間太左衛門中間角介が切り殺したことがわかる。
10月14日に町奉行へ角介が引き渡される。
無手右中間は何も関係がなかった。