名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

料金は後払い

元禄2年9月23日。
横井小太夫が頭に呼ばれ申し渡される。
江戸の小道具屋の若い者がこの夏頃に大坂へ行く途中で小太夫のところに寄って、小柄(小刀)・目貫(柄にすえる飾り)・笄(刀の鞘にはさむヘラのようなもの)の3点を金1分で買い求めたので、江戸より町人が受け取りにやって来たら渡すようにと。
28日、本町浜屋町の小右衛門のところへ江戸の町人2人が到着する。
太夫のところへ小右衛門を連れて来てその3点を受け取る。
その時に金を渡すと云々。