宝永4年11月12日。
真鍋茂大夫が病気願いにより役を解かれる。
500石の内300石は召し上げとなり、馬廻りとなる。
茂大夫は江戸において本寿院様から大分と金を下されていた。
お気に入りのため自分では勤めを続けたかったが、表の役人などがこのことを知っていたので、勧められて病気ということで願い出ると。
近頃、清水の用水のあたりで40余りの女が首をくくって死んでいた。
その様子では他で切り殺し、運んできて捨てたと云々。
このことで飯田町の者1人が所に預けられる。
これでは不安は消えない
宝永4年11月5日。
子半(午前0時)、地鳴りが鳴り響き、少し揺れ、続けざまに2度地鳴りが鳴り響く。
1ヶ月経っても余震はおさまらない
宝永4年11月3日。
酉(午後5時)、地鳴りがして地が動く。
寅(午前3時)頃、少し揺れる。
宝永4年11月の天気です
宝永4年11月1日。
晴。西風が吹く。
宝永4年11月2日。
晴。朝、屋根の上に霜が薄くおり、氷も薄く張る。寒い。
宝永4年11月4日。
日が暮れて間もなく、東北の雲の間に激しい稲妻が光る。服部源兵衛は上条へ漁に出かけるが、申(午後3時)頃から東北で雷鳴がしたので帰宅したと文左衛門に語る。ただし、名古屋へは雷鳴聞こえなかった。
宝永4年11月5日。
夜、時々時雨れる。
宝永4年11月7日。
夜、時々時雨れる。
宝永4年11月10日。
夜、時雨れる。
宝永4年11月11日。
晴。
宝永4年11月12日。
昼過ぎ、曇る。しばらくして止む。(矛盾してる)
宝永4年11月14日。
辰半(午前8時)、霙(みぞれ)が降る。昼頃、霙は止む。曇。屋根の上には大分と霜が降りる。
宝永4年11月15日。
晴。
宝永4年11月16日。
晴。氷が張り、霜が降りて寒い。
宝永4年11月17日。
曇。わずかに雨が降って止む。未(午後1時)過ぎから晴れる。
宝永4年11月18日。
晴。
宝永4年11月21日。
曇。未(午後1時)から雨が降る。夜も時々雨が降る。深夜は晴れる。
宝永4年11月22日。
晴。西風が少し吹く。
宝永4年11月23日。
晴。雷が遠くで聞こえると。
宝永4年11月25日。
昼前、遠くで雷のような音が1度聞こえる。
宝永4年11月30日。
朝の間、薄曇。昼前後、しばらくわずかに雨が降って止む。未(午後1時)から晴れる。
ほぼ揺れはおさまったか
宝永4年10月29日。
夜、1、2度地鳴りがする。